得意でなくても重要!運動やスポーツが生徒に与える良い影響

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生徒たちの成長に必要不可欠な運動やスポーツ。中には、幼い頃からクラブや部活動に専念し、スポーツ選手になる生徒もいるかもしれませんが、そうでない生徒の方が多いことは言うまでもありません。では、そんな生徒たちにとっては、運動やスポーツはどのような役割があるのでしょうか?先生が、身体を動かすことが苦手な生徒にもその重要性を説明をするために、運動やスポーツの重要性をまとめてみました。

目次

体育の授業で危機回避力を養える

例えば、体育の授業で行うマット運動に苦手意識を持っている生徒も多いのではないでしょうか。確かに、前転や後転、跳び箱の開脚飛びなどの動作は、日常生活ではほとんど必要としません。生徒からも「どんな意味があるの?」と聞かれると答えにくいですよね。しかしこれらの動作は、身を丸くして転がるなど、いざというときに身を守ったりするための大切な動きにつながります。逆に、こうした体育の授業などを通して身に着けておかないと、身を守るべき事態に巻き込まれてしまった時、とっさに動くことが出来ません。また、運動をすることで筋肉や骨格がしっかり整い、ケガをしにくい丈夫な体を作ることが出来ます。このように、体育の授業は生きていく中で必要な基礎体力をつけるために重要な役割を担っているのです。

思い切り身体を動かすことで集中力を高める

体を動かすことは、ストレスの発散にも効果があると言われています。運動やスポーツを通して思いきり身体を動かすことでリフレッシュができると、心が落ち着き、その後、集中して他の物事に取り組むことができることが分かっています。よって、試験勉強に行き詰まったときなどにも運動やスポーツをすることは効果的なのです。だらだらと集中が出来ないまま勉強を続けているよりも、合間に身体を動かすなどしてON・OFFのメリハリをつけることが重要です。

チャレンジ精神や行動力など、無意識にさまざまな力が身につく

運動をする時には、状況の判断から実際の行動に移すまで、脳の多くの部分が使われています。授業や部活動、クラブなどで先生からの指示を受けて行動したり、外遊びで自分たちなりのルールを変えたりしながら新しい遊びを作ったりと、身体を動かしている時は無意識にさまざまなことを考えながら、その場で実行に移していくため、行動力や創造性、思考力などが養われます。

また、運動やスポーツでは、何かにチャレンジをする機会が数多くあります。新しい技に挑戦し、成功体験を増やすことで自信や度胸がつくと、その後の人生でのさまざまな局面に立ち向かう際の勇気にもつながります。運動が苦手な生徒がいたとしても、まずは出来ることを一つずつクリアしていくために、先生が目標設定をしてあげることも大事です。

チームプレーを通して協調性を養う

運動やスポーツの醍醐味は、ただ単に体を動かすだけではありません。チームでプレーすることでルールを守り、周囲のことを考えながら仲間とコミュニケーションを取り、社会性を養うことができます。スポーツをしていると、友人やチームメイトとの揉め事やトラブル、ライバル関係を経験することもあるかもしれません。しかしこれらは、先生や保護者の方などの大人が関与せずにそれを回避したり、解決したりする方法を学ぶ機会にもなります。勝ち負けを超え、生徒たちがコミュニケーションを通じて、お互いを高め合う関係を築いていくことが出来るのは、スポーツならではの利点と言えるでしょう。

このように、運動やスポーツは、子どもの可能性を引き出してくれる大切な要素です。また、小学生の子どもたちにとっては、外で元気に遊ぶことも、心身の成長のために大きな役割を担っています。運動やスポーツは、必ずしも、それが得意な生徒にだけ有意義なものではありません。苦手であっても、意味のある活動であることをまずは先生が理解し、生徒たちにそれらをきちんと伝えることが大事です。先生もお昼休みに生徒たちと一緒に運動遊びをしてみるなど、子どもが身体を動かすことに親しみやすくなるような工夫をしてみるのもいいかもしれません。