ちゃんと生徒に伝わっている?分かりやすい説明のコツ

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生徒に指示を出したり、物事を説明したりする機会が多い先生方。しかし、意図した通りに生徒たちに伝わらず、困った経験もあるのではないでしょうか?分かりやすく、生徒たちが納得できるようにまとめて話すことができれば、クラス運営や授業の質も上がるはずです。今回は、相手に物事を伝える際に押さえておくべきポイントを再確認しましょう。

目次

まずは話す内容を整理する

生徒に説明をする前に、まずは話したい内容を自身の中で整理しておくことが重要です。授業の指導案を作るのと同じように、伝えるべきことを、筋道立てて考えておくと良いでしょう。
その際にポイントとなる項目を以下にまとめました。

・伝えたい趣旨は何か
・具体的な例はあるか
・相手が理解できる内容か(どうしたら理解できるか)
・論理の筋が通っているか
・話し合いたいこと、意見を聞きたいことがあるか
・話す内容がポジティブな話か、ネガティブな話か(それによって話し方を変える必要があるか)
など

これらを一通り考えた上で生徒に話すと、きちんとまとまっていて分かりやすい説明ができるでしょう。

話し始める前に「これから何の話をするのか」を明示する

急に話し出すと、生徒は途中まで何の説明がこれから始まるのかが分からないまま、先生の話を聞くことになってしまいます。これは大人同士でもよくあることですが、何について話しているのか相手が理解できていないまま話が進んでいくと、一通り話し終えて、「ああ、これについて話していたのか」とやっと理解できてから、再び同じ内容を説明してもらわないと分からない場合も……。

「これから○○について話します」などと生徒に明示してあげることで、生徒は納得してから話の内容を受け取ることができ、先生の説明に対しての理解度も上がります。説明を何度もせずに済むので、最初から、生徒の注意を引いた状態で、何について話すのかを明らかにしておくことが大切です。

話が脱線しないようにする

授業中など、まとまった長い時間が確保されていると、先生も気が緩んでしまい話が別の方向に脱線しがちです。特に、普段から生徒との関係性が良好に築けていて、気軽に冗談を言い合ったりしている先生こそ、話の途中で生徒が別の話題を振ってきたり、質問をしてきたりすることもあるでしょう。すると、別の話題にずれて話が盛り上がってしまい、本来の趣旨を忘れてしまうこともあるかもしれません。

生徒たちに対して重要な連絡や説明がある場合は、生徒の合いの手が入ってきても冷静に説明し、「この話を最後まで説明させてね」などと断るなどして、きちんと最後まで筋道建てて話すように心がけましょう。別の話題に移るのは、その後で十分なはずです。

生徒の反感を買わないような言い方を心がける

しっかりと筋道立てて説明ができていたとしても、先生の話し方がキツかったり、思いやりに欠けていたりすると、生徒は趣旨を素直に聞き取るよりも、その話し方の方に意識が向いてしまいます。中にはそれに反発心を抱いて、話に耳を傾けない生徒もいるかもしれません。先生だからといって、生徒に対して偉そうな口ぶりにならないよう、相手を多いやりながら言葉を選ぶように説明をしましょう。

新任の先生は特に、伝えたいことを大勢の生徒の前で分かりやすく伝えるのは、なかなか難しいものです。この機会にこうした基本を振り返って、明日のホームルームなどで活用してみてもらえると幸いです。