「うさぎノート×LITALICO インクルーシブ教育初級研修in大阪」を開催しました!

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『うさぎノート』では、9月10日に株式会社リタリコの野口晃菜さんを講師にお招きして、インクルーシブ教育について学ぶ研修会を大阪で開催しました!以前、『うさぎノート通信』でインタビューもさせていただいた野口さんは、お仕事の傍ら、大学院でインクルーシブ教育の研究も行っている専門家です。研修はどのような雰囲気の中で行われたのか、今回は当日の会場の様子をレポートします!

目次

インクルーシブ教育の基本的な考え方を解説

「インクルーシブ教育ってなんだろう?」をテーマに、リタリコでの事業の事例を踏まえながら、社会で生きていくうえでの「困難さ」について、まずは掘り下げていきます。そこから、世間で「当たり前」と認識されているモノやコトの問題にフォーカスしていきます。

会場でも、実際に参加者の方々に以下のような質問が投げかけられ、みんなで話し合う場面がありました。

・みなさんの周りには、「当たり前」と違うと思われがちな子どもはいますか?もしくは現在困難な状況にいると思われがちな子どもはいますか?
・そこに生じている「困難さ」の原因はなんでしょうか?

見えてきたのは、その子ども自身ではなく、「個と環境との関係性の中に困難さがある」こと。例えば、読み書きが難しい子ども自体が「困難さ」を抱えているのではなく、ノートと教科書の使用が前提の授業が、その原因になっている場合もあるのです。

こうして、世の中には多様な人がいることを前提に、インクルーシブ教育のあり方や考え方を野口さんに解説していただいた後は、日本における教育の現状と課題の話に。

公立の小中学校の通常学級に通う子どもたちの中で、発達障害の可能性があり、特別な教育的支援を必要としている児童生徒の割合は6.5%であるといった事実を取り上げ、最終的には、参加者の方々がインクルーシブ教育を実現するために少しずつできることを考えていきました。

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会場では『うさぎノート』のプロダクトオーナーである平田も『うさぎノート』のご紹介をさせていただきました!

参加してくださった方々の声

今回参加してくださったのは、関西圏で教育に携わる先生方の他、学生団体を運営している大学生や、医療関連の方など、幅広いジャンル、職種の方たちです。

ここで、参加者の皆さまにご記入いただいたアンケートの一部をご紹介させていただきます。
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■今回のワークショップに参加頂いたきっかけを教えて下さい。
・インクルーシブ教育について知り、実践例などを参考にしたかったから。
・公立学校の教師をしていて、インクルーシブ教育に企業がどのように取り組んでいるのかを知りたかったから。
・もっと「個」の想いや生き方が尊重される社会になればと思っていたから。
・発達障害の子どもが世の中で認められつつある今、教室でどのように過ごせる環境を作るべきなのか、現在の教育の現状を知りたかったから。

■参加してみて、どんな感想をお持ちでしょうか?
・インクルーシブ教育の考え方をよく理解できた。これから、実践にどう活かしていくかを課題にしたい。
・教育の理想の姿を知ることが出来てよかった。
・すごく勉強になった。先生と学生で意見交換をしたりと、貴重な経験ができた。

参加者の皆さまにとって、それぞれ有意義な時間をご提供できたようで幸いです。また、今回はインクルーシブ教育についての基本をお伝えする「初級編」の内容でしたが、さらに応用して「中級編」も開催して欲しいとの声もいただきました。

これからますます注目度が高まっていくインクルーシブ教育の考え方。私たち『うさぎノート』も、こうして実際に参加者の皆さまと実際にお会いして、教育の現場のお話やその他の活動をされている方がインクルーシブ教育についてどんな関心を持っているのかを伺うことができ、今後『うさぎノート』を改良していく際の参考にもつながっていきそうです。

参加してくださった皆さま、そして、講師をしてくださった野口さん、ありがとうございました!