10代のTwitter事情 – 生徒を理解するために知っておきたいスマホのイロハ

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今やほとんどの生徒が自分のスマートフォンを持っている時代。なかでもSNSは、友だちとの関係や興味の世界を広げるために、多くの中高生にとっては必要不可欠な存在です。

ジャストシステムの「10代限定!SNS利用実態調査」(2015年12月)によると、15~19歳のスマートフォンユーザーが現在利用しているSNSは、LINE(93.8%)が最多であり、続いてTwitter(74.9%)、Facebook(37.5%)、Instagram(34.0%)となりました。

今回は第2位の使用率を誇るTwitterについて、先生に把握しておいてほしいポイントを重点的にまとめました。

目次

情報源としても大活躍のTwitter

Twitterは、フォローしているユーザーの投稿が、140文字以内の文字と画像、動画で自分のタイムライン上に表示されるとうシンプルなSNSです。

投稿することを「つぶやく(ツイートする)」といい、実際の友達とつながるのはもちろん、情報収集ツール、情報発信ツールとしても利用できます。

また、ハッシュタグにより、ツイートにカテゴリをつけて検索しやすくする仕組みも。これは、ツイートに「#xxx」と入れるタグのようなもので、イベントの際などにハッシュタグをひとつ決めてツイートすることで、参加者同士が同じ話題で盛り上がることもできます。

ジャストシステムの『10代のスマートフォン利用に関する実態調査』によると、15歳から19歳のスマートフォン利用者の男女600名が「もっとも好きな情報源」として挙げたのが、Twitterの39.0%でした。

現代の中高生は、コミュニケーションツールのほかに、Twitterを情報源として活用しているようです。有名人の公式アカウントなどが豊富にあって、気軽にリプライ(コメント)することができるのも人気の秘密のようです。

しかし、Twitterは日本だけではなく世界中の人とつながりを持てるため、とても早いスピードで情報が拡散されやすくなっています。その分、デマ情報も拡散されやすいツールなので、気をつけたいところです。

設定を確認してプライバシーを管理

前述のように、簡単に多くの人とつながれる点が良いところでもあり、先生や保護者にとっては心配な点でもあるのがTwitter。

そのため、プライバシー設定については一通り設定の確認をしておくと安心です。まず、自分のツイートを友だち以外に見られたくない場合は設定でツイートを「非公開」にしておくことが可能です。

特に、Twitter上に自分や友だちの顔写真を投稿することが多い生徒には、非公開設定が安全。また、危険だと感じた特定の相手をブロックする機能もあり、ブロックされた相手との接点を遮断することができます。

Twitterの事務局に不適切なツイートを通報する方法もあるので、詳しくは公式の案内を参照にしてみてください。このようなプライバシー設定のサポートをうまく使えば、比較的安全に楽しめるのがTwitterの魅力でもあります。

複数アカウントでキャラクターを分ける人が多数?

中高生の中には、「別アカ(別のアカウント)」といって、一人で複数のアカウントを持っている人も多数存在します。

学校や塾などの、普段会う友だちとのコミュニケーション用に使うものと、個人が特定できないようなアカウント名やアイコンにして、趣味の世界に没頭する用とで使い分けているようです。

趣味用のアカウントでは、実際には会ったことのないユーザーと共通の趣味を通して友だちになることもしばしば。タイムライン上のやりとりだけでなく、特定のユーザーとメッセージで直接やりとりをすることもできるので、そこから話が盛り上がって直接会うことになる場合もあります。

しかし、10代の生徒にとって、これは危険の多い行為。プライベートなことなので先生がこれを把握することはなかなか難しいですが、見ず知らずの人と会うことの危険性については普段から生徒にしっかり伝えるようにしておくと良いでしょう。

ユーザーが多く、雑多なだけに、注意すべき点も多いTwitter。幅広い情報源として世界が広がることは決して悪いことではないので、生徒が安全にそれを享受できるよう、先生は遠くからしっかりと見守ってあげたいものですね。