黒板とは少し違う? ホワイトボードでの板書のコツ

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学習塾やお稽古教室などでは、板書の際に黒板ではなくホワイトボードを使用しているところも少なくないはず。また、職員室などにも、連絡事項を先生同士で共有するためにホワイトボードが設置されている学校もあるのではないでしょうか。うさぎノート通信では以前、黒板を使用して先生が授業をする際の注意点をご紹介しましたが、今回はホワイトボードならではの板書の悩みを解決するポイントについてまとめてみました。

目次

ホワイトボードの表面が乾いた状態で書く

ホワイトボードに文字を書こうとした際、マーカーのインクは十分あるのに、表面に文字がうまく書けなかった経験はありませんか?そんな時は、ホワイトボードの表面が湿っていたり、見えない汚れが付着していたりする場合があります。

例えば、使用している教室が湿気の多い場所だと、ホワイトボードの表面にも水分が付着するので、書いたり消したりしにくくなってしまうのです。あらかじめエアコンなどを活用して教室の除湿を行ったり、ホワイトボードを使用する前に、乾いた柔らかいタオルなどで表面を拭いたりして対策をしましょう。

また、マーカーで板書をしている際に、ちょっとした書き間違いを指で消すと、ホワイトボードの表面に指の脂や汚れが付着してしまい、後から書くときにマーカーの色が乗りにくくなります。少しの修正でも、できるだけ専用のホワイトボード消しを使用するように心がけましょう。

マーカーは横にした状態で保管

ホワイトボード専用のマーカーは、すぐにインクが出なくなってしまうのが悩みのタネでもありますよね。これを解消するためには、マーカーを横にして保存しておくことがポイントです。ホワイトボード用のマーカーは、キャップにマグネットがついていて、そのままホワイトボードに貼り付けて保管できるものもあります。このキャップを上にして、縦に貼り付けて保管していませんか?この状態で保管すると、インクの顔料が下に沈んで色が薄くなってしまいます。反対に、キャップを下にして保管すると目詰りの原因になるので、そもそも縦にして保管することはおすすめできません。

大きなホワイトボードを使用している教室では、ホワイトボードの下部にマーカーを横に置ける場所がありますが、職員室などにあるホワイトボードは壁に直接設置されていたりして、マグネットで表面に貼り付けて保管しているところも多いはず。現在、マーカーを縦に保管しているようであれば、今後は横にするように心がけてみてください。

また、マーカー使用後はしっかりとキャップが閉まっていることを確認しましょう。キャップの締めが不完全だと、インクに含まれるアルコールが揮発して成分のバランスが崩れ、文字がかすれてしまったり、消えにくくなったりする原因にもなります。

消す時はマーカーのインクがしっかり乾いてから

マーカーでホワイトボードに板書をした場合、すぐに消そうとするとインクが滲んでしまってキレイに消せないことがあります。そもそもホワイトボード用のマーカーで書いた文字が簡単に消せる仕組みは、インクに含まれる溶剤が揮発することによって、特殊な膜が形成されるため。しかし、書いてすぐだとこのインクの溶剤がまだ揮発しておらず、膜の形成が不完全なため、消してもこすれたような跡が残ってしまいます。ホワイトボードに文字を書いてからは最低でも10~20秒ほど待ち、乾燥した状態になってから拭くと、きれいに消すことができます。

とはいえ、時間が経ちすぎても、マーカーで書いた文字が消えにくくなる場合があります。これは、書いた文字を長期間放置すると、消しやすくするためのはく離剤が徐々に揮発し、膜がホワイトボードの表面にくっついてしまうのが原因です。

ホワイトボードの表面は定期的に水拭きをすることで、キレイで遠くからでも板書が読みやすい状態を保つことができます。

ゴシック体の文字を意識

ホワイトボードに字を書く場合は、文字の「はね」や「はらい」を意識するよりも、ゴシック体のような角ばった書体を意識すると、見やすくて綺麗な字を書くことができます。

また、ホワイトボードは黒板よりも表面が滑りやすく、走り書きをしようとすると表面にきちんと筆圧が加わらずに文字が薄くなってしまうこともあります。一文字ずつ、ホワイトボードの表面に対して均等に力をかけながら文字を書くようにしてみてください。

いかがでしたか?ホワイトボードでも黒板でも、生徒にとって分かりやすく、キレイに板書をすることが大切です。また、生徒に板書をさせる際にも、書き始める前にこうしたホワイトボードの使い方のコツを教えてあげると、授業の進行がスムーズになるかもしれません。

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