生徒に教えてあげたい暗記のコツ

■被写体の人物はストックフォトモデルです。撮影許諾を得ています。【モデルリリース:取得済み】

生徒の成績向上に少なからず関わってくる「暗記」。先生自身も学生時代にあれこれ試行錯誤した経験があるのではないでしょうか。暗記は、得意不得意もあり、暗記科目の成績がどうしても伸びない生徒もいるかもしれません。しかし、暗記科目は、きちんと覚えられさえすれば、すぐに成績に直結します。ここでは、先生から生徒におすすめしたい、暗記方法をまとめてご紹介します。

目次

短時間の暗記を繰り返して定着させる

暗記のコツは、短い時間に区切って、多くのことをインプットする作業を繰り返し行うこと。人間は、よほど特殊な能力がない限り、一度見ただけの情報はすぐに忘れてしまいます。そこで大切なのは、インプットを繰り返して、暗記したい内容を少しずつ定着させていくこと。

英単語なども、一つを覚えるまでまとまった時間をかけるよりも、一度に複数の単語をインプットして、同じものを何度も繰り返し確認していくことで、徐々に忘れにくくしていく方が効率的です。

声に出して覚える

覚えるときに音読をする方法は五感を有効に活用し、脳に効率的に暗記内容を印象付けることができます。

声に出すと、暗記内容を見て(視覚)読む(視覚)の他に、聴く(聴覚)こともできるため、よりその内容を脳にインプットしやすくなる仕組みです。

また、音読する場合は、暗記内容をゆっくり3回、続いて早口で3回声に出してみましょう。ゆっくりと落ち着いて声に出すことで、まずは脳に信号をしっかりと送り、次に早口で繰り返すことで脳を活性化させて、記憶として暗記内容をしっかりと定着させる効果があります。

寝る前に暗記し、朝に復習

寝ている間には、日中、起きている間にあった出来事の記憶の整理と、その定着が行われます。そのため、睡眠時間をしっかり確保することは、まず大前提として重要です。そして、睡眠中に記憶が定着するため、寝る前に暗記をすれば、より確実に記憶が整理されていきます。布団に入る前の数分を毎日暗記の時間にあて、記憶の整理が睡眠によってできた段階で、翌朝に繰り返し復習をするのも効果的です。

動きながら覚える

暗記内容を音で聞きながらランニングをしたり、暗記内容を目で追いながら、軽く歩いたりしてみましょう。体を動かすと、体内の血流が良くなるので、自然と脳が活性化され、暗記がしやすくなります。試験勉強で長時間机に向かっている場合のリフレッシュも兼ねて、体を動かしながら暗記をすれば、時間の有効活用にもなります。

理解したあとに一旦目をつむる

暗記したい内容をじっと見たり、読んだりして理解し、インプットした直後に、カメラのシャッターのように目をつむってみましょう。こうすることで、視界が一時的に遮断され、それまで見ていたものを記憶しやすくする仕組みです。一度で覚えようとせず、何度か繰り返してみるとさらに効果的です。

生徒によってそれぞれ覚えやすい暗記方法には違いがあるはずです。それが見つけられないないまま、「暗記が苦手」と諦めてしまう前に、今回ご紹介したさまざまな暗記方法から、先生からもその生徒に合いそうな方法を提案してみてはいかがでしょうか?もちろん、生徒に限らず、普段の仕事でも、先生自身が覚えなくてはならないことはたくさんあるはずです。まずは自身で暗記方法をあれこれ試してみるのもいいかもしれません。