試験前に食べたい!脳を活性化する栄養素

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育ち盛りの生徒たちにとって、食べ物から得られる栄養は、健康状態だけでなく、脳の発達や集中力までも左右する大事な要素です。

ここでは、脳の活動に効果的な食べ物をピックアップ。その成分と働きについてまとめました。それぞれにどんな効果があるのかを知っておいて、生徒たちにアドバイスしてみてはいかがでしょうか?

「脳を活性化することで、勉強の成績が上がるかもしれない」なんて思うと、生徒のモチベーションも高まるかもしれません。

目次

脳のエネルギーの源「ブドウ糖」

脳が働くときにエネルギーとして必要なのがブドウ糖。元になるのは、お米やパン、麺類などの炭水化物です。また、砂糖も炭水化物のひとつ。「甘いものを食べると勉強に集中できる」とも聞いたことがあると思います。

炭水化物は、体内で分解されることでブドウ糖に変化します。これらが不足すると、脳がうまく働かず、集中力が落ちたり、イライラしたり、思考能力が低下してしまうことも。年頃の中高生になると、ダイエットを意識して炭水化物を避けてしまう子もなかにはいますが、育ち盛りの体にとっては、それはあまりおすすめできません。

そんな場合は、バターや砂糖をたくさん使う分、カロリーの高い小麦粉製品よりも、白いご飯をしっかり食べるようにすすめてみるのはいかがでしょうか。

【ブドウ糖の元が多く含まれる食品】
米・パン・麺類・イモ類・砂糖・果物・ハチミツ など

体内ではつくれない脳の活性剤「不飽和脂肪酸」

脳の神経組織に働きかけ、記憶力や学習能力を高めるとされているのが、イワシやサバ、サンマなどの青魚に多く含まれている不飽和脂肪酸のDHA(ドコサヘキサエン酸)やEPA(イコサペンタエン酸)です。勉強の成績を伸ばしたい人にとっては、いかにも魅力的な効果を持つ栄養素。

しかし、DHAやEPAは、実は人間の体内ではつくりだすことができません。だからこそ、食べ物で積極的に摂取することが大事です。とはいえこれらは体内で酸化しやすいという問題点もあるので、抗酸化作用のある緑黄色野菜や柑橘類を一緒に食べることがおすすめです。

そうすれば、脳を活性化することもできるし、野菜を同時に摂取することでバランスのよい食事メニューにすることもできますね。

【DHAとEPAが多く含まれる食品】
サバ・イワシ・アジ・サンマ・ブリ・マグロ・ウナギなど

暗記に効果的「レシチン」

記憶力や集中力の向上に効果を発揮してくれるのはレシチンです。これは、脳の神経伝達物質の一種で、自律神経のバランスを保つという役割を果たします。

自律神経が乱れると、頭痛や不眠、イライラの原因に…。精神的にも外部からの刺激をたくさん受けながら成長していく生徒たちには、しっかり摂取してほしい栄養素です。

レシチンが多く含まれている代表的な食べ物は大豆です。よって、豆腐や納豆など、大豆製品を積極的に摂取すると効果的。ほかにも、レバーやナッツ類、チーズにも含まれています。

【レシチンが多く含まれる食品】
大豆・大豆製品・枝豆・卵黄・チーズ・芋類・ゴマ油・レバー・ナッツ類など

今回ご紹介した栄養素を含む食べ物は、生徒たちはもちろん、日々頭をフル回転しながら教育の現場に立っている先生たちにも、もちろん必要な栄養素です。

ちゃんとその効果がわかっていると、積極的に摂取しようという気持ちにもなりますよね。この機会に、生徒たちと一緒に脳の活性化にチャレンジしてみてはいかがでしょうか?