実際どんな効果があるの? 生徒に伝えたい読書の驚くべき学習効果

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「読書は人を成長させる」「有名なあの人は子どもの頃からたくさん読書をしていた」など、読書にはとても良い効果があることは誰もが知っている事実ですよね。そのため、生徒に読書を勧める先生も多いでしょう。
また、学校によっては「読書の時間」が設けられているところもあります。しかし、具体的に読書が人にもたらす効果について、きちんと生徒に説明することはできるでしょうか?
世の中には、生徒の興味関心を惹きつけるモノで溢れています。その中で読書を無理やりさせようと思ってもなかなかうまくはいきません。そこで、意欲的に本を読んでもらうために先生から生徒に伝えてほしい読書の効果についてまとめました。

目次

自分の知らない世界を覗くことで視野が広がる

読書をすることで、普段の生活とは関わりのない世界を疑似体験することができます。
例えば、海外を舞台にした小説や、さまざまな職業の現場で繰り広げられる物語などを読むことで、自分の知らない世界について知ることができます。まだ将来の行き先が定まっていない生徒にとって、読書を通してこのように視野を広げていくことはとても大切。進路を考える時になって慌てて将来を悩むのではなく、早いうちから読書を通して将来の選択肢を広げておくことで、理想の自分に近づく手助けになるでしょう。
その中で興味のある分野が見えてきた生徒がいたら、より専門的な内容の本を先生から勧めてあげるのも良いかもしれません。

相手の気持ちに気づけるようになり、コミュニケーション能力UP

読書をする際には、登場人物や作者の気持ちを汲み取ることが必要になります。本の中の世界に没頭することで、自分が登場人物になったような気持ちになり、時には感動して涙を流す人もいますよね。
このように、自分以外の人の気持ちに寄り添える人に成長するためにも、読書は効果的です。人の気持ちを察することができる人は、他の人とのコミュニケーションを自然と上手に取ることができるようになります。
また、読書をしながら様々なシーンに心を動かされることで感受性も豊かになります。さまざまな感情を経験することも、成長途中の生徒たちにとっては良い刺激になるはずです。

語彙力、文章能力が自然と身につく

読書をしていると、必然的に膨大な量の文字と文章を吸収することができます。そのおかげで、意識して勉強しようとせずとも、自然と語彙力が高まると同時に、文章の能力も上がるという効果も。
日誌を書いたり、小論文を書いたりと、生徒は普段から文章を書く機会が多々ありますが、社会に出ても資料や報告書の作成で文章を書かなければならないことは少なくありません。そのようなシチュエーションで大事なのは、「書く」ということに対して苦手意識を持たないこと。文章を書くことへのストレスをなくすためにも、日頃からの読書が役立つのです。
また、読書をしていると漢字を忘れにくいというメリットも。ふとした時に書きたい漢字が頭に浮かんでこない……。なんてことも大人になると多いですが、読書でたくさんの言葉に触れることによって、そんなピンチも軽減することができます。

しっかりとした自分の価値観を形成できる

特定の分野の情報や、著名な作者の考え方などを知ることができるのが読書の魅力。それを読んだ時に自分が何を思ったかが、経験として蓄積されていきます。すると、自分の考えや価値観が頭のなかで整理され、だんだんと形になってきて、周りに惑わされない判断基準を持てるようになってきます。特に、生徒たちは大人と違って、何が正しくて何が間違っているのかをまだ自分一人できちんと判断するのが難しい年齢です。
読書をすることによって、それを少しずつでも学んでいくきっかけにもなります。

このように、生徒たちの将来を左右すると言ってもいいほどの学習効果がある読書。ただ勉強を頑張っているだけでも成績は伸びるかもしれませんが、生徒に「人として」成長してもらうためにも、学習効果の観点から生徒に読書を勧めてみてはいかがでしょうか?
もちろん、今回ご紹介した効果は大人にも同じようにあります。集中して本を読むことはリフレッシュにも繋がるので、生徒に勧める一方で、先生方も日頃からぜひ読書に親しんでください。