過ごしやすい教室づくりの為のインテリアコーディネート術

pixta_13182916_M

生徒にとって、学ぶための環境はとても大切です。定期的に清掃をするとはいえ、教室の基本的な環境を整備するのは、クラスの主導権を握る先生の力量にかかっています。

そんなときに参考にしたいのが、インテリアコーディネートの知識。お洒落で過ごしやすい部屋づくりのポイントは、教室にも応用できるんです。

そこで、生徒のための教室づくりについて、インテリアコーディネートの視点からまとめてみました。

目次

色やテイストを統一する

インテリアコーディネートの極意は、まず統一感のある部屋づくりです。教室全体の色や配置するものの材質を考慮し、全体を見渡したときにまとまりがある状態を目指しましょう。

特に、色の選び方は生徒の精神状態にも関連します。全体的に明るい印象の教室にしたい場合は白や黄色、元気な雰囲気にしたいときは赤やオレンジの暖色系、リラックスした気持ちを大事にしたいなら緑や茶色など寒色系や自然界の色味に近いものを。ベースとなる色を先に決めておくことが大切です。

また、このベースカラーが空間の70%、加えてサブカラーが25%、アクセントカラーが5%となるようにバランスをとると、空間にメリハリが生まれるとされています。使うカラーの数を減らしたいなら、ひとつのカラーを濃淡で演出する方法もあります。

しかし、これだと大人っぽくなりすぎてしまう場合もあるので、基本的に教室のインテリアには数種類の色を使用することがおすすめです。

空間を最大限に生かす事務用品や家具の配置

教室の形や広さを考慮して、配置するもののサイズや分量を調節するのもインテリアコーディネートのポイントです。

とはいえ、教室の場合はもともとロッカーや棚が設置されている場合も多いですよね。そんなときには、「配置」と生徒たちの「動線」に注目してみましょう。

それぞれのアイテムが置かれている場所は、生徒が行き来するであろう場所に対して、効率的な位置に置いてあるでしょうか。そうでない場合は、思い切って模様替えをしてみるのもおすすめです。

また、教室内にごちゃごちゃといろんなものがあふれている状態は、生徒の集中力を半減させる原因にもなります。「必要なものを、必要なだけ、必要な場所に」配置するよう気を配り、こまめに教室内の備品の補充、補修、廃棄を心がけましょう。

生徒の目線に立って機能性を考える

見た目が整っているだけでは、過ごしやすい教室とはいえません。インテリアコーディネートというと、空間の美しさを重視してしまいがちですが、機能性も同じくらい重要です。

生徒が大半を過ごす場所だからこそ、空間としての安全性、快適性、機能性にも目を向けましょう。

生徒の身長に対して、椅子や机、その他のインテリアの高さは適切か、角が尖っているなどして怪我の原因になるものはないか、空調の管理は快適に保てるかなど、生徒の目線に立ってあらゆる角度から環境を見直してみましょう。

いかがでしたか?

もしかすると、これらの施策を取り入れて生徒たちの成績のベースアップも出来るかもしれません。新学期のタイミングで教室の印象を変えてみると、生徒もより新鮮な気持ちで学問に取り組めるのではないでしょうか。

いつも使っている教室を今一度見渡して、今回ご紹介したインテリアコーディネートのポイントを活用してみてください。