授業参観で初対面の保護者に好印象を持ってもらうポイント

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 先生にとって、緊張するイベントの一つでもある授業参観。保護者の方々は「どんな先生が、どんな風に自分の子どもに指導をしているのか」に注目しています。
もちろん保護者と先生が初対面の場合なら、それはなおさらのこと。

第一印象は、その後の人と人の関係性にまで大きく影響してくるというのは、良く聞く話です。保護者の方に信頼され、生徒をサポートするための良好な関係を今後も築いていくためにも、初めての参観日で好印象を抱いてもらうポイントをまとめました。

目次

ポイントその1。授業のはじめに簡単なあいさつをする

生徒にも教えていることかもしれませんが、礼儀正しいあいさつは、良好な人間関係の基本です。
特に、1年の最初の授業参観では、先生自身の簡単な自己紹介からスタートする良いでしょう。

例えば、「初めまして、◯年◯組の担任となりました△△です。」といった基本的な自己紹介に加え、クラスの普段の雰囲気についても軽く触れると、保護者の方の関心が集まりやすくなります。いつも賑やかなクラスならば、「みんないつもはとても元気なのですが、今日は少し緊張しているようですね。」など、当り障りのない表現にしましょう。同じ意味でも、「いつもはもっと騒がしいんですけど、今日はさすがに静かですね。」などと角の立つようなマイナス表現は避けることがポイント。

また、仕事や家事の合間に時間を作って学校まで足を運んでくれている保護者の方への感謝の言葉も添えると、さらに好印象を得ることができますね。

ポイントその2。子どもが主役になる授業内容を心がける

授業参観のために、何日も前から工夫を凝らした授業計画を練っている先生も多いと思います。しかし、そのように張り切るあまり、本番で先生ばかりが話してしまっている授業になってはいませんか?

忘れてはいけないのは、あくまで保護者の方々の関心が向いているのは自分の子どもたちに対してだということ。そのため、授業は生徒が発言したり、グループで作業をしたりと、活動的に取り組むことができる内容に工夫しましょう。これは普段の授業においても大切なことですが、「見る側」がいる授業参観ではなおさらのことです。学習内容の進度によっては、どうしても先生が話したり、板書をしたりすることがメインになってしまう場合もあるかもしれませんが、そんなときは、授業参観のときだけ方向性を変えるのも一つの手です。

ポイントその3。それぞれの家庭環境に配慮する

子どもたちは、さまざまな家庭環境で育っていることをいつも心に留めておきましょう。シングルマザーやシングルファーザーの家庭のほか、両親以外の方が保護者として授業参観にいらっしゃる場合も。
「お母さんたち」などと安易にひとくくりに言ってしまうと、そうでない保護者の方の反感を買ってしまったり、傷つけてしまうこともあるかもしれません。少数派の方がいても、肩身の狭い思いをしないような配慮が必要です。また、生徒の年齢は同じでも、保護者はさまざまな年代の方がいます。

特に女性にとって年齢はデリケートな話題なので、なるべく触れないような気遣いも大切です。

ポイントその4。身だしなみに注意する

ほかには、基本的なことですが、身だしなみを整えることも印象アップの第一歩です。
ラフすぎず、清潔感のある服装を心がけ、かといって力が入りすぎて目立ってしまうような色やブランドのものも控えるようにしましょう。

女性の先生なら、メイクも同様の心がけが大切です。素っぴんは失礼ですが、濃くてけばけばしいのも問題ですよね。「授業参観を成功させたい」と思うあまり、授業の精度をあげることにばかり意識が向いてしまいがちですが、今回ご紹介したような些細な気遣いも、保護者からの厚い信頼への第一歩となるはずです。一度保護者の方の立場になってみて、先生としての自分を客観視してみるのはどうでしょうか?