「まとめられる」生徒を育む キレイな板書のコツ3選

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多くの先生方にとって必要不可欠な板書のスキル。生徒はそのまま先生が書いたことをノートに書き写す場合が多いので、わかりにくい板書をしてしまうと、生徒の理解度にも大きな影響を与えてしまうかもしれません。

逆もまた然りで、重要な点がわかりやすくまとめられた板書は、テスト前の見直しにも有効で、生徒の学力向上に結びつきます。

そこで今回は、板書に関する先生の心構えとコツについてまとめてみました!

目次

授業前にあらかじめ板書の下書きを考えておく

まず、大事なのは授業前の下準備です。

新人の先生は特に、授業の進行内容だけでなく、板書の下書きもノートなどに書き留めておくと安心ですね。実際に板書をする際には、初めにその日の授業の目標を書き、生徒たちにゴールを示してあげることも効果的です。

教員用の教科書をそのまま板書するのではなく、独自にわかりやすく整理しなおすように心がけてみましょう。予めの準備はその日の授業の進行自体もスムースにしてくれます。

黒板を広く、バランスよく使う

黒板の広さを生かして、バランスよく板書することがポイントです。

その日の授業でどれくらい板書をする予定なのかをあらかじめ確認しておき、なるべく何回も消さないで済むような文字のサイズで、かつ一番後ろの生徒にも見やすい大きさを目指しましょう。

また、縦書きの教科書を使用している場合は縦書き、横書きの教科書を使用している場合は横書きの板書が鉄則です。生徒が混乱しないように、改行する位置にも気をつけましょう。単語・文節を分断せず、助詞・助動詞は、原則として行頭に置かないよう注意してください。

また、単語や文節を不自然な位置で改行してしまうと読みにくく、生徒たちの不自然なイントネーション(発音)を誘うことにも繋がります。

板書の際は、途中で何度か客観的に黒板の全体を見て、書いた文章が斜めになっていないか、適度な余白が保たれているかを確認するように心がけたいですね。

矢印、マグネット、色チョークなどの小道具を活用する

文字ばかりの板書は、生徒を退屈させてしまう原因になります。マグネットなどの小道具を使い、それを動かしながら説明したり、図や表などを入れたりとバリエーションを盛り込むと、見た目も華やかでわかりやすくまとめることができます。

また、矢印の活用は意外にも大きな効果を発揮します。矢印を改行の先頭につけたり、方向を変えたりすることで、文字を使わずに関連性を表現することが可能。テスト勉強などで後からノートを見直す生徒にとっても便利です。

また、多くの先生が利用している色チョークにも、わかりやすくまとめるためにはちょっとしたルールがあります。板書に使う色はなるべく3色までにおさえ、重要なポイントは赤、気をつけるところは黄色などと使い分けるようにしましょう。

ただし、特に赤色のチョークは黒板の背景と同化して見えにくい場合があるので、文字は白チョークで書いて赤線を引くなどの工夫が大切です。

今回まとめたポイントは基本的なことですが、少しの心遣いで板書の分かりやすさは格段にアップします。ノートをきれいにまとめられると、生徒たちもあとから見直すのが楽しみになるはず。

また、学生時代に身についたノートの取り方は、大人になってからもメモやレポートのまとめ方などに何かと影響するものです。しっかりと物事を整理できる人間へと生徒たちを導けるよう、良いと思った方法から試してみてはいかがでしょうか。

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