授業をもっと面白く!生徒を惹きつける先生のトーク術

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「生徒に積極的に授業を受けさせるには、どうしたらいいんだろう…」。先生なら誰もが直面する悩みといっても良いかもしれないこの問題。

育ち盛りでいろんなことに興味津々の子どもたちを、数十分もの間ずっと集中して座らせているのはなかなか難しいですよね。とはいえ「好きこそものの上手なれ」とも言うように、興味があれば能力もつきやすくなるもの。

そこで、今回は生徒に興味を抱かせる授業のコツを考えてみました。

目次

生徒が関心のありそうな事柄と授業の内容をリンクさせる

興味を持たせる授業のためには、まずは先生が生徒たちに歩み寄って理解を深めることが大切です。

どんなテレビ番組がクラスで話題になっているのか、どんなアイドルが人気なのか、今の子どもたちの間で流行っていることはどんなことなのか……。あらかじめ知っていれば、授業で出てきた内容をそれに結びつけて話すことができます。

歴史上の出来事を「今で言う◯◯みたいなものですね」といった風に例えてみたり、英語の例文を時事ネタにしてみたりすると、生徒が授業にワクワクできるきっかけになるかもしれません。また、ちょっとしたブラックジョークや恋愛ネタなども効果的。

数式を使って「告白した場合に報われる確率」を算出してみたり、百人一首の現代語解釈でギャル語を使ってみたり……アイデアはさまざまなので、常日頃から生徒の興味関心についてアンテナを張っておくことが大切です。

生徒とのコミュニケーションが盛んな「インタラクティブ」な授業づくりを

インタラクティブとは、相互性を意味します。

先生が一方的に話しているだけだと、生徒はお客さん状態で退屈してしまうことも。それを防ぐために、生徒と会話をするような授業の進行方法を工夫するのもおすすめです。

例えば、指名した生徒にただ問題の答えを聞くのではなく「◯◯さんだったらこの場合どうする?」など、「イエス・ノー」で返せないような質問をしてみると、生徒との間に会話が生まれます。それを何度か繰り返していくと、だんだん各方向から生徒の発言が飛んでくるような授業にすることも可能。

そのなかで、ときには問題の解答などを答えさせるようにバランスをとっていけば、自然と積極的に生徒が授業に参加している状況をつくり出すことができます。

先生の指名したときにだけ生徒が発言する授業も大事ですが、先生がしっかり舵を握っていれば、生徒がある程度自由に発言できる環境も、活発な授業のためのポイントです。

先生自身が楽しそうに授業をする

生徒は先生の姿をしっかりと見ていて、それを吸収していきます。

先生とは本来、担当する分野の学びの面白さや奥深さを、生徒に直接伝えることのできる唯一の存在です。そんな先生がやる気のない授業をしていれば、当然生徒もそれを敏感に察知して怠けてしまうのは当然のこと。

「教壇の前では先生は役者であるべき」という言葉があるように、授業をする際は先生自身がまずいきいきして生徒と向き合うことが重要です。予備校の有名講師などで個性の強い人が多いのは、その分だけ生徒を惹きつける魅力があるからかもしれません。

そこまでするのは難しいかもしれませんが、声や表情に抑揚をつけ、生徒を飽きさせないような話し方、振る舞い方を少しでも心がけてみるのも大切です。

生徒が楽しそうに授業を受けていると、先生としてもやりがいを感じられて、相乗効果が生まれそうですね。

今回ご紹介した内容は、生徒との良好な関係形成にもつながります。生徒が興味を持つ授業の本質は、まず先生が生徒に興味を持ち、目線を合わせるところにあるのかもしれません。