「絶対叶える!」と力まないことが大事?夢や目標の見つけ方

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幼い頃は、誰もが「お花屋さんになりたい」「サッカー選手になりたい」などと自分が将来なりたい職業を口にしていますよね。しかし、成長するにつれて、そのような場面が少なくなっていく傾向にあるのも事実です。夢や目標が見つからなかったり、将来に漠然とした不安を抱えていたりする生徒も多いのではないでしょうか。本当はやりたいことがあるのに、人目を気にして内に秘めている生徒もいるかもしれません。今回はそんな生徒と向き合う際に先生が大事にしたい、夢や目標を見つけるためのポイントをまとめました。

目次

夢と目標、それぞれの意味をまず再確認

まず、混同しないように気をつけたいのが「夢」と「目標」が違う意味だということ。辞典を引くと、「夢」は将来実現させたいと思っている事柄のことで、「目標」はそこに行きつくように目印とするもの、又は行動を進めるにあたって実現、達成を目指す水準のことを指します。つまり、「夢」を実現させるために、「目標」を立て行動していくのが一番の近道だと言えます。それではこの夢や目標はどうすれば見つけることができるのでしょうか。

重く捉えない

夢や目標と聞くと、人生をかけて取り組むべきものだと身構えてしまいます。そのせいで、悩んだり怖くなったりして、中々一歩を踏み出せない生徒もいるのかもしれません。しかし皆がみんな、最初から「これだ!」と思えるものを持っているわけではありません。ぼんやりとしたイメージや願望、「ちょっと面白そうだな」と思うことを見つけ、少しずつ行動に移しているのです。一度決めたらその道を進まなければいけないのではなく、やりながら変えても良いのだと生徒に理解させることが大切です。そのように経験を積み重ねることで、やりたいことが少しずつクリアになっていくはずです。

自分史を作ってみる

生徒の考え方を整理するために、今までの自分を振り返ってみるように伝えてみましょう。小さいときはどんな子どもでしたか?夢は何かありましたか?何に熱中し、どんなことを成し遂げましたか?幼い頃から現在にかけて過去の自分を再確認することで、忘れていた自分を思い出したり、深く自分を見つめ直すことができます。
自分のことは、生徒自身が一番知っているはずです。もし自分史を作っても答えが見つからなければ、「早起きしたい」など小さい目標から「世界一周したい」という大きい目標までを書き出し、「やりたいことリスト」を作るのもオススメです。自分史とやりたいことリストを照らし合わせることで、生徒自身の内なる夢や目標が見えてくるはずです。

失敗は、成功への過程だと考える

やりたいことが見つかっても、失敗するのが怖くて行動できない人もいるでしょう。しかし、そもそも「失敗」とはなんなのでしょうか?成功は遠い将来ではなく、今この瞬間にも起こすことが可能です。例えば減量しようとしてマラソンを毎日10分間始めたとします。結果として自分の目標体重まで落ちなくても、毎日マラソンをすることを継続できた時点で、ある種の目標達成(=成功)と捉えることもできます。そして、マラソンの時間を10分から徐々に時間を増やしコツコツ積み重ねていくことで、必ずいつか結果がついてくるはずです。もし毎日続けることができなければ、それは本当にやりたいことではなかったのかもしれません。「自分は何をやっても続かない」と思うのではなく、「自分が本当にやりたいことではなかったんだ」と気づけば、前向きに次に進むことができます。

夢や目標と聞くと、重く捉えてしまい、絶対にその目標に向かって進まなければいけないイメージを持ってしまう生徒もいるかもしれません。そうではなく、好きなことや面白いと思うことに対して、少しずつでも積極的に挑戦することで、だんだんと具体的な夢や目標が見つかるのではないでしょうか。もしやりたいことが見つからないと悩んでいる生徒がいたら、小さい一歩でも踏み出すきっかけとして、先生が背中を押してあげてみましょう。